知ってた?PCって本当に物故割れるんだぜ
各曲の移設作業が先日をもって終了し、Youtubeにアップしている曲については当サイトで漏れなくダウンロードできるようになりました。
Youtubeチャンネルウサギ屋の音楽室
新たに、動画編集などの際に便利な「ループ用音源」も各曲用意しましたので、ぜひご活用ください。
でね、まぁ…ついでに
パソコンが物故割れちゃってさぁ。
CドライブのSSDが壊れるなんて悪夢そのものじゃん?
みなさんは悪夢をご覧になったことがありますか。
取り返しの付かないミスをして、信じていた人に裏切られて、異形の魔物に襲われて…ハッと目が覚めるとそこには見慣れた天井がある。あぁこれは夢だったんだな、と。胸を撫でおろすまでがワンセットですね。
今回の一連はこういった悪夢の中でも「追われる悪夢」というやつで、「SSDがもうすぐ故障しそうだ」という恐ろしい事実に追われる中、何をしていいのか右も左もわからず、真っ暗闇の泥濘を掻いても掻いても前に進めない…といった作業が続く中で…えぇー、要するにですね、最中ずっとアタフタしていて作業画像のキャプチャとか全然していなかったから画像がほとんど無いよということをお断りしておきたいわけですゴメンナサイ!
「調子の悪いストレージがありますよ」みたいな通知が来たのが始まり
それはPCが物故割れる数日前のこと。
今となっては何の作業中だったのか全く思い出せませんが、いつもの通りパソコンに向かっていたところ、Windowsからの通知がディスプレイ右からピローンと飛び出しました。
結局それはこの事件における最初のアクションだったわけですが、その時はいつもの何でもない通知の一つだと思い込んでいたので、一瞬目の端に捉えた
『調子の悪いストレージがあるみたいですよ』
というような文言の片鱗だけを心に残し、深く考えることなくその通知を閉じてしまったのです。この時すぐに行動していればもしくは…くぅっ!
同じ通知を受け取ったあなたへ
結論から言うとこの通知は、ハードディスクの健康状態を伝える「S.M.A.R.T.情報」というソースを基にした信頼性の高いアラートでした。
わたしの場合はWindows11がインストールされていたCドライブのSSDが何らかのキッカケで破損してしまったようで、「このままじゃ危ないぜマスター」というSOSを発していたわけですね。…まぁ、間に合わなかったんだけど。
というわけで、似たような通知を受け取ったかもしれないあなた!
わたし同様ハードに疎くて知らんぷりをしていたそこのあなた!
HDDなのかSSDなのかCドライブかDドライブか知らんけど、とにかくそのあたりのドラ野郎が大ピンチ!このままにしておくと壊れちゃうかもしれませんよ!!一刻を争うパターンもありますので今すぐハードディスクの状態をチェックしましょう。わたしが使用したソフトのサイトを以下に掲載しておきますので、参考までに。
ディスクユーティリティCrystalDiskInfo – Crystal Dew World [ja]
※わたしは通常版を使用させてもらいましたが、「なんとかEdition」みたいなかわいい見た目のものも中身は一緒なんじゃないかと思います。
調べてみたら普通にヤバいやつだった
さて翌日。…か、翌々日か。よく覚えてないんだよなぁ。
前述の通り「ハードに疎くて知らんぷりをしていた」わたしに追い打ちをかけるこんな通知が届きました。
『警告:ドライブの信頼性が低下しています』
確かこんな表現だったハズ。とにかくその前の通知より悪くなってる感じの。
さすがにこれはまずいのではとググってみたところ、一部繰り返しになりますが、ハードディスクの健康状態を伝える「S.M.A.R.T.情報」がCドライブの不具合を自己検知、それをIntelの何とかいうシステムが仲介して出したアラートだということが分かったわけです。
CrystalDiskInfoでチェックした結果は「CドライブのSSDが異常 クリティカルワーニング 生の値4」。
正直詳しいことは全く分かりませんが、ググった結果を超意訳すると「今にも壊れそうだから早く何とかしたほうがいいよ!」という意味みたい。
CドライブにはPCの根幹であるWindows11を始め大事なデータがたくさん入っています。さらには、もしOSを入れ替えるハメにでもなってしまったら、今まで購入してきた音楽ソフトのオーソライズはどうなってしまうのでしょうか。
早く何とかしないと!(ならなかったんだけどね♡)
悪あがき一覧
この状態のまましばらく使えることもあれば、次の再起動で立ち上がらなくなってしまうこともあるそう。対策は一刻を争うぞ!(ダメだったんだけどね♡)
やったことは大雑把に以下の通り。
- SSDの購入 マザーボードと互換性のあるSSDの中から、故障したSSDと同程度の性能で、かつ一番早く届く商品をAmazonにて注文した。
- Windows11のインストールメディアを作成 何かあった時にWindows11を再インストールできるよう、Windows11のインストールメディアを作成しておいた。インストールメディア用のUSBは急遽近所のコンビニで購入。Windows11のバージョン情報などもこの時点で確認済み。
- バックアップ Cドライブの中身を全て外付けHDDにコピペした。この時点でもうSSD内に読み込めないセクタがあったり、謎のエラーでコピペできないファイルがあったりと不穏な空気は感じていた。
- 自分で追加したプログラムの確認 「プログラムの追加と削除」をチェックし、自分で追加したであろうプログラムをリストアップした。
- 設定のエクスポート 自分で追加したプログラムについて、設定を引き継ぎたいものに関しては手順をググってエクスポートしておいた。メールの引っ越し作業なども含む。
- Cドライブのクローン作製 新しいSSDが届いたので、別途注文してあった接続器具を用いてUSB接続、故障したSSDのクローンを取ろうと試みた。が、失敗。いくつか試したソフトの中には今回新調したSSDのメーカである「Crutial」の提供する「Acronis True Image for Crucial」も含まれるのだが、どのソフトもエラーのためクローンを作成することはできなかった。致命的な故障だったのだろう。
- 終局:CHKDSKでの修復 最後にシステムユーティリティコマンド「CHKDSK」でのドライブ修復を試みる。下調べによると「最後の賭け」であるこの操作を最後にデッドエンドとなるパターンが通例のようなので、準備できることは準備してから行った(つもりだった)。そして修復ステージ5に差し掛かったところでPCが再起動、以後再起動の無限ループに入り、2度と正常に立ち上がることは無かった。
とまあ、事後なのをいいことに「知ってる人」風に書き連ねてみたはいいものの、実際には
「SSDってなに?(アホ面)」
という所からのスタートだったので、本当に闇の中をかき分けて進むような未知の作業の連続で、何をどこまで調べればいいのか、これはやっていいのか、ダメなのか、事の終着点はどこにあるのか、我々はどこからきてどこへいくのか、存在とは突き詰めれば何なのか、明日の朝起きたらこれら全てのことがただの悪い夢だったことがわかっていつも通りにパソコンが動いて音楽作ったりコラム書いたりできたらいいのになぁどぅぶぶぶえべえdさゆfdぱぷぅぅぅ…というようなことで、本当にもうすっっっっっごく苦労したんですよ。本当に。
以下、モバイルに保存されていた悪あがきの様子などを掲載しておきますが、ご紹介するつもりのなかったメモ代わりの画像なので、なんの参考にもならないと思います。
そうそう、サラリと書いたのでお見逃しの方もいらっしゃるかもしれませんが、「2度と正常に立ち上がることは無かった。」というわけで、結局完全に壊れちゃったんですよねぇウフフ。
あとは野となれ山となれ
そういうことであればもう、出来ることは新調したSSDにWindows11を入れ直し、生まれ変わったCドライブとしてマザーボードに食べさせてやるだけです。
用意してあったインストールメディアを使用してWindows11を再インストールする過程でも、突然インターネットにつながらなくなってしまったり(これは今でも全くの謎)、新調したSSDをマザーボードが認識できなかったり(Hewlett-PackardのマザーボードとIntel RSTドライバにまつわる問題だった)、いい加減長くなってしまうのでこれらの問題について詳細は書きませんが、とにかく「こういう作業をするときに初心者が躓きがちなこと」全てに軒並み引っかかって、やっと普通にパソコンが使えるようになったのが先日のことでした。思い出すだけで病気になりそう。
と、ここで伏線回収ですよ。
先ほど「準備できることは準備してから行った(ドヤァ)」などと書いたのは真っ赤な嘘で、泥濘にまみれた悪あがきの最中、なんと一番忘れてはいけない音楽ソフトのライセンス移譲作業がすっぽりと抜け落ちてしまっていたんですねぇ~アハハハハはぁはぁはぁ…はぁはぁ…はぁ…
はぁ…
新曲のアップはもう少し先になりそうです
はい。
というわけでこれがオチ。そんな事情なので新曲をアップできるのはもう少し(もしかするとしばらく)先になりそうです。長らくご清聴いただきありがとうございました。
音楽以外の機能については昨日復旧作業を終えましたので、本日、リアルタイムにこの記事をアップした後から音楽関連の復旧に臨むつもり。さてどうなることかしら…。
それでは。